問題と課題

問題と課題の違い

問題解決の第一歩はまず問題を発見することです。

問題とは「あるべき姿」と「現状」との差異(ギャップ)のことを言い、その差異を解消するために取り組むべきアクションが「課題」です。

問題解決は、目標設定、目標と現状との差異の発見、それら差異を減少させるのに適当な手法の発見、それら手法の適用、というかたちで進行する

ハーバード・A・サイモン

問題解決の大まかなステップは以下の通りです。

  1. 「現状」を把握し、「あるべき姿(目標、将来像や理想像)」を明確にイメージする
  2. 「現状」と「あるべき姿」との差異が「問題」であり、その「問題」を生じさせている原因を追求する
  3. 考えられる複数の原因の中から、その問題の「真の原因(真の問題点)」を見つけ出す
  4. 「真の原因」の解決に必要な対策を実施し、「問題」を解決する
問題と課題

ところが、問題発見ができない、問題解決に繋がらないケースとして以下のようなことがよくあります。

問題と課題

複雑で変化の激しいビジネス環境では問題を可視化することはとても重要です。

問題解決力が高くても、業務処理能力が優れていても、最初の課題設定を間違えてしまってはそれらを発揮することはできないからです。

そして、問題を発見する力は、現状をより良いものにするために今なにをすべきかを考える力です。

これは個人目標の設定など人事の際にも役立ちます。

ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

お問い合わせはこちら

関連記事

  1. 欠乏感で集中力を高め仕事の質を上げる

  2. 新入社員研修を実施しました

  3. 組織に従うことと自己実現は相反するものではない

  4. 心理的安全性を高めて組織を成長させる

  5. 新入社員の育成を疎かにしてはならない

  6. 組織文化は一日にして成らず

  7. 新入社員研修の様子_ツーレイ(202020)_川口潤

    新入社員研修は受け入れ側研修と両輪で ~新入社員研修を実施してきました…

  8. 働きやすさ ≠ 働きがい

最近の記事 おすすめ記事
  1. 2023.12.29

    年末のご挨拶
PAGE TOP