問題解決の第一歩はまず問題を発見することです。
問題とは「あるべき姿」と「現状」との差異(ギャップ)のことを言い、その差異を解消するために取り組むべきアクションが「課題」です。
問題解決は、目標設定、目標と現状との差異の発見、それら差異を減少させるのに適当な手法の発見、それら手法の適用、というかたちで進行する
ハーバード・A・サイモン
問題解決の大まかなステップは以下の通りです。
- 「現状」を把握し、「あるべき姿(目標、将来像や理想像)」を明確にイメージする
- 「現状」と「あるべき姿」との差異が「問題」であり、その「問題」を生じさせている原因を追求する
- 考えられる複数の原因の中から、その問題の「真の原因(真の問題点)」を見つけ出す
- 「真の原因」の解決に必要な対策を実施し、「問題」を解決する
ところが、問題発見ができない、問題解決に繋がらないケースとして以下のようなことがよくあります。
複雑で変化の激しいビジネス環境では問題を可視化することはとても重要です。
問題解決力が高くても、業務処理能力が優れていても、最初の課題設定を間違えてしまってはそれらを発揮することはできないからです。
そして、問題を発見する力は、現状をより良いものにするために今なにをすべきかを考える力です。
これは個人目標の設定など人事の際にも役立ちます。
ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。