新入社員研修を実施しました

本年度も二日間、寒河江市技術振興協会様主催「新入社員研修」の講師を務めてまいりました。

研修内容

1.マナー基本編
 ・マナーはなぜ必要か
 ・正しい挨拶のしかた
 ・言葉づかい
 ・身だしなみ
2.マナー応用編
 ・名刺交換
 ・応接・応対
 ・席次
 ・電話応対
3.良い仕事のしかた
 ・指示の受け方
 ・報告のしかた

入社間もない71名の新入社員の皆さんは、慣れない新生活の中で心身ともに疲れが溜まっていたことと思います。それにもかかわらず、2日間という長時間の研修に真摯に取り組み、多くのことを吸収しようとする姿勢が非常に印象的でした。話を聞く態度も真剣そのもので、新社会人としての意欲と熱意を強く感じました。以下はそんな皆さんのアンケート結果です。

「社会人としてのマナーを学ぶ中で、実践を通じて身につけることの大切さを実感しました。この経験を糧に、自分の成長につなげていきたいと思います。」
「最初は理解が難しいと感じた内容も、丁寧なご説明のおかげでしっかりと把握することができました。本当にありがとうございました。」
「電話対応をはじめ、日々の業務で役立つ具体的なスキルをいくつも学べたことが非常に有意義でした。継続的なフォローアップや講座があれば、さらなる成長につながると感じます。2日間ありがとうございました。」
「社会人として必要な基礎やマナーを深く学ぶことができ、特に電話応対についての実践的な内容が非常に役立ちました。学んだことを活かし、これからの仕事に取り組みたいと思います。」
「他社の方々と一緒に研修を受けることで、新たな視点や考え方に触れる機会となりました。この2日間を通じて得た知識と経験を、今後の仕事に活用していきます。運営に携わってくださった皆様、本当にありがとうございました。」

研修中は素晴らしい挨拶と返事をし、多くのことを身に付けた新入社員ですが、職場に戻ると実践されない、続かないというケースが少なくありません。それは、職場の上司や先輩がそれを実践していないからです。新入社員が研修で得た学びを職場で継続するためには、周囲の先輩や上司が見本となり、自ら率先して行動することが必要です。子は親の背中を見て育つのです。新入社員は素直で、吸収力に優れています。何も分からないからこそ、教わったことをそのまま「当たり前」として受け止める特性があります。この時期にしっかりとした教育を行うことは、彼らの成長において極めて重要です。

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