MQ会計_202020

とっても簡単!MQ会計!!

「管理職が数字に苦手意識を持っている」「現場レベルで採算管理を行う体制になっていない」という課題を抱える企業は少なくありません。

先日、そのような企業に対し研修を実施してきましたので、その一部内容をご紹介いたします。

例えば以下のような会社があったとします。

MQ会計_事例

数字に苦手意識を持つ方にとっては、数字が羅列されている損益計算書は見るだけで嫌になるものです。

そこで、この会社の収益構造をP・V・M・Q・F・Gの6つの要素を使って次のような図であらわします。

MQ会計(ストラック図表)

これをMQ会計と呼びます(ストラック図とも呼ばれます)。※MQ会計は㈱西研究所の登録商標です。

これにより簿記が分からない方や数字に苦手意識を持つ方でも、視覚的に事業の収益構造を理解しやすくなることに加え、損益計算書からだけでは見えてこないことも見えてきます。

例えば、上記の会社の売上が2割落ちたとき、利益はいくらになるか? ということについて考えてみます。

単に売上が落ちたといっても、それは販売数量が減ったためなのか、販売価格を下げた(値引きをした)ためなのかという要因で結果が変わります。前者の場合は黒字(20)ですが、後者の場合は赤字(▲100)となります。

販売数量が減った場合

MQ会計(ストラック図表)

販売価格を下げた場合

MQ会計(ストラック図表)

はたまた、思い切った値上げをして販売数量が減った (Pを200にしてQが4になった) 場合では、同じく売上は2割落ちますが、利益は2.6倍(260)になります(上記図を使って実際にご計算ください)。

黒字になるか赤字になるかは「MQ(M×Q)」 と 「固定費F」とのバランスで決まり、「売上高PQ」と「利益G」との間には直接的な因果関係はありません。

つまり、利益を増やすには「価格Pを上げる」「原価Vを下げる」「数量Qを増やす」「固定費Fを下げる」という4つの視点で改善案を練る必要があります。

管理会計を導入・運用されているところは良いでしょうが(導入していても冒頭のような課題を抱える企業は少なくありませんが)、このMQ会計により、数字が苦手な方や現場レベルでも利益がどう生まれるかを理解でき、利益獲得の具体的な施策を検討できるようになります。

ご興味のある方はお問い合わせくださいませ。

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