世間の常識に振り回されない

お金を残す社長の習慣

相続・事業承継専門コンサルタント
有限会社エフピーマネジメント 大友 一夫

社長のお金の常識でもっとも代表的なものは、「利益を大きく出して税金をきちんと納めないと会社は成長できない」というものです。

私は半分は本当で、半分は嘘ではないかと考えています。確かに納税は社会貢献の証と言われ、崇高な意味を持ちます。一方、現実として税金はいったん払うと基本的に二度と戻ってこないお金です。

 別な言い方をすれば、税金は痛みの伴うコストであると考えられます。本当に税金を払ってしまって、会社が成長できるでしょうか。次の投資に回すための財源が税金を払うことによって十分に確保できないという側面が、中小オーナー企業には現実存在すると思います。

「今の世の中、商売で成功している人なんてほんの一握りなのです。そんな同業者の集まった失敗だらけの業界の常識がなんぼのものでしょう。そんな常識はみんな失敗するための常識です。常識にとらわれていたら常識通りのことしかできない。みんなと同じような結果しか出ないに決まっているのではないでしょうか」。

お金の世界でも、人と同じことをしていたら頭ひとつ抜け出すことができない。当たり前の世界からもっと先へ行かないと、ビジネスの世界では勝てないと思います。

東日本大震災が起こった後、多くの中小企業が倒産しました。また倒産していなくても、多額の借金を抱えた倒産予備軍もたくさんあります。

ただ私のクライアントで倒産した会社は一社もありません。

なぜなら常識を疑い、準備を万全にしていたからです。震災後、税引後利益が1億円から5倍になった会社もあります。

利益を大きく出して税金をきちんと納めていて、優良納税法人表彰を是としていた法人は私と会った5年後に倒産しました。

ちなみにその法人は私のクライアントではありません。優秀な税理士さんがついていたのでしょう。

2019年12月24日

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